函館市の漢方薬店、不妊・不眠・
自律神経の乱れご相談ください。

耳と腎の関係を考えましょう。

耳のご相談(耳鳴り・めまい・聞こえにくい)

最近 耳鳴りやめまいのご相談をお受けする事が多くなり

少し漢方的なとらえ方を書きたいと思います。

耳鳴りやめまいというと当然「耳」の不調

西洋的には「耳」の問題として捉えて治療をしていきます。

東洋医学では

「耳」は「腎」と関係のある物として考えます。

(腎は、腎臓ではなくもっと幅広い概念を含み 精の貯蔵場所)

腎という場所は、年を取るとだんだん働きが低下してきます。(腎気の不足)

「腎」の気が不足している状態を「腎虚」といいますが

腎の気が低下してくると、白髪や抜け毛の増加 骨の虚弱化

冷えやすくなる(骨から冷える感じ)膀胱や排尿関連の悩み

元気が出ない 等に加えて・・・

腎虚から起こる症状の一つに耳鳴りやめまいがあります。

古い漢方書物にも

「耳は腎の竅(あな) 腎虚するときは「耳聾(じろう)して鳴る」と

書かれています。

 

不調もおなじ「耳鳴りやめまい」でも起こる原因は様々。

全ての耳の不調に・・・・というと当てはまりはしないですが

腎の不調が耳に現れているのなら、やはり耳だけを治療しても

改善はしていきません。

「腎」の事を考えて、治療していくという方法が効果的な場合が多いです。

 

もちろん、耳が良くなればOKではなく
なぜ腎が弱ってしまったか??を考えていく。

 

そこには、普段からの腎気の浪費があったかもしれませんし

腎気の補給が少なくなってしまっていたのかも知れません。

そういった事に気を付けながら

原因を対処し 今の症状に対応していく(耳鳴りやめまい)

それが必要なのではないかと思います。

 

今日は少し短いですがそんなお話しでした(*’ω’*)

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