かぜの原因の多くは、ウイルス感染です。コロナウイルスもそのひとつです。
ウイルスは、鼻や口から侵入すると、10〜15分ほどで繁殖し始めます。
病院では、ウイルスに直接効く特効薬がないため、解熱鎮痛剤などの対症療法により、治るのを待つのが一般的です。
一方、東洋医学ではかぜの症状により「体が冷える青いかぜ」「熱が出ている赤いかぜ」「お腹にくる黄色いかぜ」の3つのタイプに分かれます。
①「体が冷える青いかぜ」
ゾクゾクっと寒気がして、水っぽい鼻水が出るかぜの引き始め。そんな時に体を温めて汗を出すような漢方薬を使用します!ここで、ザッと汗を出せるかがポイントです。 下手に熱を冷ましてしまうと風邪が長引きます。
②「熱が出ている赤いかぜ」
熱が出て顔が赤く、喉が腫れた痛いかぜ。鼻水や痰が黄色くネバネバしている時には、同じ風邪でも性質が違います。こんな時には、炎症を取り去り 体内の解毒を補助する漢方薬を。 こんな時に温め過ぎると炎症が増してしまいます。
③「お腹にくる黄色いかぜ」
下痢や嘔吐、食欲不振の症状が出ます。梅雨時や、夏かぜの際に多くみられます。
体の余分な水分を取り除き、胃腸の調子を整える必要がありますので、やはり漢方薬の出番ですね!胃腸は、体の中心です。大切にしましょう。
様々な風邪がありますが、基本は予防するのが一番。
手軽な予防アイテムとしては 中国や東南アジアでは有名な「板藍根(ばんらんこん)」という生薬が、かぜの流行る季節になると、お茶代わりによく飲まれています。
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