函館漢方テラ健康ブログ
今日は「冷え」についてです。
冷たい物は身体を冷やす 果物はお腹を冷やす
それは誰でも知っています。けれど
あの人といつも同じものを飲んでも食べても
私だけ体調が悪くなる そんな経験はないでしょうか??
実は、飲食物にも「性質」があるのですが
「体質」にとっての苦手や禁忌という物が存在します。
身体を冷やすには2パターンあります。
① 直接冷たい物が体内に入り熱を奪う
② 体内の排熱の働きを助け体温を下げていく
この両者 特に①の場合は
直接冷たい物が入り とっても大切な内臓の熱を
奪ってしまいますから、体質問わずなるべく避けるべきです。
特に 中医学では「季節」の要素も体調と繋がります。
夏場はまだ良くても こうして冷え始める秋口や冬には
特に注意がいります。
もちろん 季節問わず 冷たい物には気を付けるべきです。
②は主に 冷やす性質を持つ野菜や果物などが該当します。
主に 暑い地方の果物や夏場に旬を迎えるような野菜などです。
上手に摂り入れると、体内の余分な熱を外へ出してくれたり
渇きや炎症の助けになります。が・・・もちろん冷えるので
寒い時期や食べ合わせ食べる時間なども気をつけなければなりません。
※ 例えば 夏場は冷たい物を飲んでいる+夏野菜の過食
夜遅くのスイカ などなど
①と②が合わさるとそれだけ負担も増えるのだという事も
覚えておくと良いかと思います。
もちろん、全然平気な方もいます。もともと実熱を持ちやすい
熱がこもるような方は影響を受けにくいのですが・・・
注意しなければならない体質とは【脾腎陽虚】のような方。
つまり 「胃腸が弱い」「もともと冷えやすい」「寒いのが苦手」
「細胞の低下」「筋力不足」「尿が近い」「足腰が弱い」などの兆候がある方は
そもそも体が上手く熱を作る事が出来ない&すぐ冷えてしまいます。
東洋医学では「脾胃」とは消化器の働き全般と関連したり
エネルギーや水分の運搬の補助をしたりすると考えています。
そして「腎」とは生命の蔵 生命力や全ての元気の根源
他の臓器のパワーや身体の熱の中心 若さの元 のような場所。
陽虚 とは「陽の気が虚している(弱い)」
陽とは目に見えないエネルギーの事 全ての言葉を合わせると
「脾」+「腎」+「陽虚」という事で
先に書いたような 元来【冷えに弱い+熱を作れない体質の方】です。
体質という視点を度外視してTVCMや広告があり
その品物の良さを伝えています。けれど 受け取る側の状態も大切です。
キンキンに冷えたビールが美味しい
けれど、それが
泌尿器の病に繋がっていたり 足腰の痛みに繋がっていたり
慢性の下痢や軟便に繋がっていたり
気血精の不足から 眩暈や不眠の原因になっていたりする場合も。
お風呂が気持ちいい そんな方は冷たい物に気を付けましょう。
お風呂が気持ちいいけど【長く入れない方】は
冷たい物を時々すごく欲しくなるけれど・・
量やタイミングに気を付けてみたり工夫をしましょうね(*’ω’*)
