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【牛黄について】

本日は動物の生薬を語る上では絶対に絶対に欠かせない

最強の生薬である【牛黄】についてです!(^^)!

何が最強か・・・と言いますと

まずはその薬効です。

「神農本草経」という書物には上品として書かれ

古くからその働きは認められてきました。

牛黄という生薬は「牛の胆石」。

当時はたまたま胆石のある牛からしか取れなかった事もあり

1000頭に1頭 10000頭に一頭。

希少性も相まって高貴薬として珍重されてきました。

どのような働きがあるかと言いますと・・・

驚きのあまり卒倒してしまった時や

高熱によってけいれんを起こしてしまった時

精神的に異常をきたした時 などに効有りと

書かれています。【神農本草経】

ここから見て取れるのは緊急を要するような時にも

牛黄は大変役に立つという事。

もちろんこれだけではなく

強心作用や肝臓保護作用

抗疲労作用・解熱作用・降圧作用などなど

小児から大人まで様々な働きがあります。

やはり高熱疾患や重なる心労や

激しい肉体疲労時など牛黄に勝るお薬はないのでは?

と感じるほどに 牛黄は効果を実感する事が多いです。

しかし・・・・

その分 金より効果と言われる通り

価格が上昇をし続けているのが悩みの種。。

日本はどちらかと言えば

牛黄の贅沢な使い方をしてきたように思います。

緊急性の場面よりも 激しい疲れや精神疲労に

牛黄を活用してきました。

それは、やはり「牛黄が効いたから」に他なりません。

しかしここ数年ではなかなかそのような

使用は出来なくなってきています。

牛黄が使用されている商品などは軒並み値上がりラッシュ。

それどころか、製品自体が品薄になる事態になり

ここぞという時に 良質な牛黄がしっかり入った物を

服用するのが一番かと思います。

ちなみに先に書いた神農本草経という書物においての

「上品」の定義は・・【命を養う薬】

毒がなく、量を多く飲んだり長期に飲んでも害がない物 です。

この上品には、他にも【人参】なども含まれています。

困った時にはこの牛黄と人参のコンビネーションなども

大変役に立ちます。

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