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歯周病と漢方薬

  1. 今日は、「歯周病」(歯肉炎・歯槽膿漏)について書こうと思います。

 

ついつい、歯周病といえば「歯の問題」として

ブラッシングやフロス・マウスウォッシュなどを

こまめにおこなったり

定期的に歯医者さんで歯垢や歯石の除去をしたり という方法しか

ないのかと思われがちですが・・・・

 

漢方薬もそんな症状のお力になれるんです!(^^)!

むしろ内服では、歯周病に対して漢方薬ほど得意なものは

ないかもしれません。

 

もちろん基本はブラッシングが要ですので

歯磨きしないで歯周病対策は絶対にできません((+_+))

よろしくお願い致します。

 

少し前になりますが、平成26年の患者調査の概要」という

厚生労働省さんのデータでは、歯肉炎及び歯周疾患の総患者さんは

331万5000人 という事で大変な数になっています。

 

歯周病は20代から患者さんが増えており

60歳では約9割の方が、歯周病を持っているようです。

さらに、潜在的な方も相当数いると思われる為

もっと人数は多いかと思われます。

 

歯周病は「歯肉炎」や「歯周炎」「歯槽膿漏」などに分かれ

段階によって状態も変わりますが

歯肉(はぐき)の炎症から始まって、最終的には歯槽骨の溶解や

歯根膜の破壊が起こります。。。。。

 

これだけでも、、、何だか恐ろしい(-_-)

 

歯ぐきから出血したり膿が出たりしながら

歯茎がやせて食べかす(プラーク)が挟まり また炎症を悪化させて

歯茎がやせていくの負のスパイラル状態。

 

口の中の状態が悪くなるので、歯茎の痛み。虫歯などになり

辛かったり、口臭の大きな要因になったり 困ったことだらけ。

 

さらに さらに それだけならまだ良いのですが・・・

口の中がそのような状態という事は、、、

歯周病菌の巣窟状態の唾液を常に飲み込んでいたり

口の中の小さな傷からそんな細菌が侵入していたりと

全身の症状にも影響しているのがわかっています。。。。。。

 

心臓病や糖尿病の悪化やリスク増にも。

動脈硬化になりやすくなるなんて発表もありましたね。

歯周病菌は、お尋ね者レベルで厄介になっています。

 

「歯周病の危険信号」は

 

① 起きた時に口の中がネバネバする

② 口臭があると言われたり 気になる

③ 食事の時に食べ物が良く挟まる

④ 歯磨きをする度に、出血する

⑤ ぐらつく歯がある

⑥ 歯茎が腫れる事がある

 

上記の事が当てはまる方は、ちょっと気を付けましょう( `ー´)

 

日常で気を付けられる事では

まず、絶対に歯垢の大きな原因になる「甘い物」を控える。

これは、口内の悪い菌が喜ぶだけではなく身体の免疫力も

低下させてしまいます。

 

後は、「やわらかい物ばかり食べない」

やわらかい物を食べていたらすぐ歯周病になります。

しっかり噛めるものを。

 

「舌を口の中で回したり・歯肉のマッサージ」

何も動かなくても、口の中で舌を回すことなら、テレビを見ながら

お風呂に入りながら いつでもトライ出来ます。

歯肉は、指で刺激するだけで大丈夫です。優しくでかまいません。

やってみてください。

 

「冷え」に気を付ける

冷え性の方は、血流(血の流れ)が全体的に停滞しがちです。

歯肉は血液から栄養をもらいます。

キレイなピンク色になるように。白でも紫でも血に問題があります。

 

ここまで来たらあと一押し

そこで、先に書いた漢方薬を丁寧なブラッシングやフロスに絡めて活用するのがおすすめです。

 

桔梗・枳実・芍薬など、排膿力を高めてくれる生薬加え自然治癒力をサポートするという大棗・生姜・甘草 を加えた物が大変歯周病には役に立ちます。

 

歯周病菌に対して、菌の繁殖を防いだり、歯肉の炎症を取り去ったり

傷の治癒を助けたり。

 

ちなみにのどの痛みやものもらい おでき などにも使用できます。

炎症が起きやすい体質の方は、知っておいて損はないかも知れません。

 

気になる方は 函館漢方テラ へお気軽にご相談くださいね。

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