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自律神経の乱れご相談ください。

東洋医学の病気の捉え方③

「気(き)・血(けつ)・水(すい)」

 

「気」とは

生命のエネルギーのこと。元気、やる気などと言うように、血液や水分を運び、からだを動かしたり行動を起こす力のもとになっています。

 

「血」とは

血液と同じような働きをしていますが、ここでは大きく捉えて、体の中にある赤い液体を指します。

全身に酸素や栄養を運び、ホルモンバランスを調整します。

 

「水」とは

からだの中の細胞や組織に潤いを与える水分全般を指します。鼻水や尿、リンパ液などもそうです。

この「気・血・水」がバランスよく流れていると、からだは健康状態が保たれますが、流れが悪くなり滞ってしまうと、未病や病気になってしまうのです。

 

バランスが崩れた時に起こる症状は

「気虚(ききょ)」

「気滞(きたい)」

「血虚(けっきょ)」

「瘀血(おけつ)」

「陰虚(いんきょ)」

「痰湿(たんしつ)」

の6つに分けられます。

 

①気虚

気=エネルギーが不足している状態。

疲れやすく、元気が出ない状態が続き、ダルくなり、冷えが起こります。

消化器や免疫機能も弱りやすくなり、風邪をひきやすく、治りにくいのが特徴。

症状としては、

・疲れやすい

・やる気が出ない

・食欲不振

・下痢になりやすい

・昼に眠気におそわれる

・風邪をひきやすい

・頻尿、夜間尿になりやすい

 

 

②気滞

気が停滞し、エネルギーの循環が悪い状態。

自律神経のコントロールがうまくいかなくなり、精神的に不安定になります。憂鬱な気分になり、イライラしたり、落ち込みやすくなります。

症状としては、

・ため息が多い

・ボーッとする

・意欲が湧かない

・のどがつまった感じがする

・ゲップやオナラがよく出る

・朝の目覚めが悪い、朝からどんよりとした気分

 

 

③血虚

全身に栄養や酸素を運ぶ血が不足している状態。

血が十分に作られていないか、血の消費が多すぎるために起こります。

貧血とイコールではないため、血液検査で正常でも血虚は起こります。

症状としては、

・抜け毛や白髪

・目の疲れ、めまい、立ちくらみ

・爪の変形、割れやすい

・手足のしびれ

・こむら返りがよく起こる

・冷え性

 

 

④瘀血

血の巡りが悪くなっている状態。

皮膚や関節、からだの隅々まで栄養や酸素をなどが運ばれず、新陳代謝が低下して老廃物がたまります。

症状としては、

・心筋梗塞、脳梗塞などの血管の病気

・動機や不正脈

・頭痛やひどい肩こり

・腰、手足の痛みやしびれ

・月経痛、月経異常

・アザができやすい

 

 

⑤陰虚

水が不足し、潤いがない状態。

痩せ気味で、顔がほてり頬に赤みのあるのが特徴です。

「水」は「からだを潤し、余分な熱を冷ます」働きがあるためです。

症状としては

・寝汗や耳鳴り

・肌が乾燥して、かゆみを伴う

・ドライアイ、口が渇く

・便秘

 

 

⑥痰湿

新陳代謝が悪くなり、余分な水分や脂肪分がたまりやすい状態。

老廃物がたまり、肥満気味だったり、むくみや水太りになる。

症状としては、

・からだが重だるい

・痰が多い

・下痢になりやすい

・むくみやすい

・尿の回数が多すぎる、または少なすぎる

 

このように、生活習慣病や未病を様々な角度から判断すると、病気の根っこが見えて来ます☝️

 

参考までにご覧ください😊

 

 

オープンまであと33日🎈

 

テラ👓

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